われらの内なる悪について

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー われらの内なる悪について 1   ライオンが、うさぎを連れて出かけてゆきました。 ふたりは一緒に井戸まで走り、それから中をのぞき…

試訳:探求者の心得

「探求者の心得」 イブン・アラビー   最も高き神にこそすべての称賛と感謝あれ。かれの使徒の上に祝福と表敬あれ、かれの使徒の一族、同胞たちの上にも。 このささやかな指南の書は、自らが創造され…

われらが真の名前

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー われらが真の名前 1   学べ、「知る者」が学んだように。 「全てのものの名」を学ぶことの、最も深い意味について学べ。2 われら…

ならわしとひらめき

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー ならわしとひらめき 1   耳がもたらすものは、幾重もの媒介を経由している。 だが愛する者の目は、愛されし者とじかに繋がっている…

神意の旗持つ者たちへ

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 神意の旗持つ者たちへ 1   赦す御方たる神は、その永遠のご意志とご命令を、 相反する何ものかをあらわすことにより明らかにしたも…