試訳:鳥の論攷

「鳥の論攷」 スフラワルディー   (1) これは『鳥の論攷』、真実の舌が語るところを訳出したものである。世界の導師、時代の碩学、諸学者と哲学者の王シャイフ・シハーブッディーン・スフラワルデ…

試訳:赤い知性

「赤い知性」 スフラワルディー 愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 (1) 二つの世界を司る王に称賛あれ。過去においても現在においても、また未来においても、存在のすべてはかれの存在によるものである…

試訳:あるいは、恋人達の慰みに

「あるいは、恋人達の慰みに」 スフラワルディー   愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 (1) 「われらは汝にこのコーランを啓示することによって、もっとも美しい物語を語って聞かせよう。そ…

試訳:成長期について

「成長期について」 スフラワルディー   (1) かつて私が子供だった頃のことです。少年が皆そうであるように、私もまたいつもと同じように、どこかの街角で遊んでおりました。するとそこへ、何人か…