御本の翻訳できました。
いつもはいわゆる産業翻訳従事者なので、
ちょっとばかり緊張しています。
神秘と詩の思想家メヴラーナ トルコ・イスラームの心と愛
タイトル長いよ!
更に更に追記:以下の通りtwitterにても呟いてみたところ、ようやく古書としての「適正価格」に落ち着きました。よろしい。
更に追記:東京ジャーミイのサイトでお買い物が出来るようになりました。古書市場にて不釣り合いな値段がつけられていた拙訳書も妥当な価格でご注文頂けます。よろしくお願い致します。拝
再び追記:読んでみたい、というお問い合わせを何名かの方から頂戴しました。ご興味をお持ち頂けることに心から感謝しています。現在ブッククラブ回さんにてお取り扱い頂いております。入手ご希望の方はどうぞブッククラブ回さんにお問い合わせ下さい。すてきな本屋さんです。
追記:世間様に送り出して早くも5年が経ち、もはや書店等では入手も困難となったようです。一部の古書マーケットでは奇妙な値段がついていますが、新品の在庫はまだご用意出来ます。ご興味のある方は東京ジャーミイ、もしくは訳者本人にお問い合わせ下さい。
メヴラーナ・ジェラールッディーン・ルーミー、イスラーム最大の神秘主義者・宗教哲学者・詩人の生涯と作品の解説です。「経験豊かな大学教授の、新入生にもわかりやすい上質な講義」と言った原著の雰囲気を損ねぬよう出来る限り努力しましたが、分かりにくい用語も出て来ると感じられる方もいらっしゃる かも知れません。ご質問などありましたらどうぞお気軽に。
内容はこんな具合です。↓
原著序文
日本語版刊行によせて
第一章 メヴラーナの生涯
誕生/命名/家系/父バハーウッディーン・ワラド、「学者の王」/バルフを去る/カラマンへ/結婚/コンヤへ/教えをうける/・・・
第二章 メヴラーナという人物 ー彼にまつわる逸話から
人間とは/寛容/謙遜/優しさ/迷信/奉仕
第三章 メヴラーナの著作
詩作に関するメヴラーナの見解/メヴラーナの著作
第四章 メヴラーナの思想
人間/愛/心(ギョニュル)/知性/哲学/知識(イルム)/倫理/崇拝/定命と自由意志/・・・
第五章 メヴラーナの影響
『メスネヴィー』翻訳と注釈の歴史/メヴレヴィーについて/トルコ文学にメヴラーナが与えた影響/メヴラーナが東洋文学に与えた影響/西洋におけるメヴラーナの影響
第六章 総論
第七章 メヴラーナの言葉
神/人間/神の友/クルアーン/絆/女性/信仰/ムスリムとクリスチャン/愛/・・・