引用:『大旅行記』3巻

『大旅行記』。この「マルコ・ポーロと並び称される,イスラム世界最大の旅行家イブン・バットゥータの旅行記」、寝転がってだらだらしながらめくるのにもってこいな御本のひとつです。全8巻ありますので、いつまででもだらだら・ごろご...

愛することと、恐れること

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 愛することと、恐れること 1   神秘主義者が玉座に昇るには ほんの一瞬で事足りる これが禁欲主義者なら 一日の旅程に一ヶ月を費やす 禁欲主義者にと...

魂を導く者

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 魂を導く者 1   預言者がアリーに言った。 –– アリーよ、神の獅子よ、 おまえほど、勇敢な騎士はいない。 だがアリーよ、自らの勇気を恃みとするな...

感じることと、考えること

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 感じることと、考えること 1   誰かがザイドの頸を強く叩いた。 拳を構えて振り返るザイドに、 「待てまて」、ザイドを叩いた者が言った。 「まずは私...

きらきらひかる羽飾り

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー きらきらひかる羽飾り 1   「全部ゼンブ、引ッコ抜イテシマワナキャ」、孔雀ハ泣キ叫ンデソウ言イマシタ。 「コンナ豪奢ナ羽、ワタシヲ自惚レニスルバカ...

精神の撹拌

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 精神の撹拌 1   真理は虚偽の中に埋もれている、乳脂の味が乳漿に潜むように。 虚偽とは儚いこの体、真理とは気高いその魂。 幾年にも渡り、乳漿ばかり...

進化の道程

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 進化の道程 1   最初にかれがあらわれたのは無生物の領域 そののち植物の領域にはいりこみ しばらくのあいだ 植物の生を生きていたが その間じゅう自...

スーフィーは知っている

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー スーフィーは知っている 1   叡智とは、真に信じる者たちの失われし駱駝である。2 彼らは、「それ」が何であるかを熟知している。 故に「それ」につい...