美しい死

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 美しい死 1 それをヨセフのように慕わしく思う者なら 惜しまず魂を差し出して購いを得るだろう それを狼のように忌み嫌い避け続けるなら やがて救いへと至る道から...

恩寵の法則

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「恩寵の法則」1   「宗教を照らす太陽」の到来が告げられれば、 第四の天に浮かぶ太陽もおのれを恥じて顔を隠す。2 − かのひとの名がわが唇を訪れた...

逃亡者

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 逃亡者 1   ある朝、ソロモン王の法廷へ大慌てで駆け込んだ者があった。 高貴な身なりをしてはいたが、 その顔は苦悶のために血の気も失せ唇の色は青か...

礼節の祈り

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 礼節の祈り 1   共に祈ろう、神よ、我らに自制の心を与え給え、と 自制を失い、主の恩寵までも失うことのないように2 自制の心無き者は、自らを滅ぼす...