年の瀬ですよ

年の瀬ですね。

生活動線を変えてみて、なかなか快適に過ごしています。いや〜、だだっ広いダイニングテーブルっていいですね! 買い物に出かけて、持ち帰った戦利品をこのダイニングテーブル広場に並べるのがたのしくて仕方ない。ほ〜ら見て、鶏胸肉ジャンボパック1キロ超が4割引。あと見て、最近お気に入りの謎野菜「アスパラ菜」。葉野菜はだいたい何でもにんにくと唐辛子を足すとおいしい。しらすなんかもあるとすばらしいことになりますね。いろいろ衰えてきたお年頃ですが(特に脳みそ)、食欲は衰えてないんだですよ。ちゃっかりしてるね。

ああ、でもこのあいだおなかはすいているのに何も食べたくないという、なんだ、四、五歳児みのある袋小路に陥りました。あんなのはじめて。

なんかめんどうくさいな〜 っていうときはだいたいカレーか麻婆豆腐で自分の機嫌をとってきましたし実際それでご機嫌になるんですけど(カレーでも麻婆豆腐でもダメっていうときの奥の手として納豆卵焼きというのもある)、なんかそういうレベルでもなくて。ほら、カレーも麻婆豆腐も炊いたおこめがあってこそじゃないですか。その夜はおこめが食べたくなくなってたですよ。なのにおなかはすいてて。オナカスイタア〜。かれーイヤダア〜。まーぼーどーふモイヤダア〜。じゃあどうするの! おかーさんもうしらないよ!

ポテトサラダを作りました。

マヨネーズって偉大ですね。別にそれほど好きなわけでもないです。なんというか。食べる前から味が分かりきってるじゃないですか。そしてマヨネーズかけると何もかもマヨネーズの味になっちゃうじゃないですか。でもマヨネーズってどんな味? って尋ねられてちゃんとことばで説明できるひとってなかなかいないんじゃないかな。マヨネーズって甘味も酸味も塩気もあって、「苦い」「辛い」という場合によっては不快となる刺激を完全に排除した上でのすべてを網羅している。さらに油分のおかげでかるくて、おもたくて。

玉ねぎを薄切りにして塩をぱらぱらします。たまごをゆでます。ついでにじゃがいもも皮付きのままゆでます(ポテトサラダなのに「ついで」)。冷蔵庫をのぞいたら使いかけの黒オリーブの瓶詰めとケイパーがありました。あと水切りしたヨーグルトも少し残ってました。冷凍庫には刻んでおいたパセリがあった。シンク下から小さなツナ缶を発見。スパイス棚に芽を出しかけたにんにくがあったので、思いつきでてきとうにみじん切りにします。

あとはマヨネーズがすべてをつないでくれます。五歳児も大満足。


でんぞうの代表作では絶対にないんですよ。Magnum Opasとしてならスパイク・リーと組んだ『マルコムX』か、アカデミー取った『トレーニング・デイ』あたりを選ぶべきで。

でもどーしても手元に持っておきたいでんぞうっていうとこれです。ブルーレイ買っちゃいました。でんぞうの、なんだ、グラビア動画というかプロモーション動画としては最高なんですよ。何もかもがふわふわのあいまいな1本で、背景についても人物についても大した説明があるわけでもなく、不親切といえば不親切な雰囲気重視の。

そこででんぞうですよ。でんぞう任せの、でんぞうじゃなきゃ保てなかった2時間弱。でんぞうのすべてが詰まっている。歩くでんぞう(邦題も『ザ・ウォーカー』だけに)。立ち止まるでんぞう。立ち去るでんぞう。暴れるでんぞう。無のでんぞう。ダクトテープもあるよ!

今年は振り返るとハードボイルドな1年で、まあ今年に始まったことでもないんですけどなんかここ数年ぶんのハードボイルド集大成みたいな感じだったんですね。それでなんかでんぞうを召喚しがちだった。ほんとうに目指してるのはウーピー・ゴールドバーグなんですけどね。