ソロモンの手紙とビルキース

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ソロモンの手紙とビルキース 神により百人の男にも優る知性を授けられし者、かのビルキース1の上に百にも重ねられた祝福あらんことを!一羽の...

もしも水が……

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   もしも水が…… コーラン詠みの先生が、書物をめくりめくり詠んでいた。「…『もしもおまえたちの水が、地中に吸い込まれたとしたら(コーラン...

モーセと羊飼い

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   モーセと羊飼い 1720. 道の途上でモーセが羊飼いに出会った。羊飼いはこのように祈っていた。 - 「神よ、お望みのままにお選びになる...

蛇を呑みかけた男と、馬上の賢者

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   蛇を呑みかけた男と、馬上の賢者 眠れる男の口の中へ、一匹の蛇が忍び込もうというまさにその瞬間、馬上の賢者が通りかかった。馬上の賢者はそ...

熊の愛は愚者の愛

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   熊の愛は愚者の愛 竜が熊を(その顎へ)引きずり込もうとしていた。そこへ勇者が現れて、熊を助け出した。 - この世において、虐げられし者...

泥棒を取り逃がす話

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   泥棒を取り逃がす話 これ、このイブリースの振る舞いというのは、あれ、あの物語のようなもの。語って聞かせよう、ある男がいかにして家に忍び...

2巻:序

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   序 愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 しばらくの間、このマスナヴィーは遅れるがままになっていた。血が乳となるためにも、時間をおく...