2巻:序の序

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   序の序(散文による) 愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 (『マスナヴィー』)第2巻が後回しにされていた理由の断片をここに記す。1...

自分の罪を棚に上げ、友と言い争う人達の話

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   自分の罪を棚に上げ、友と言い争う人達の話 インドの人が、四人でモスクへとやって来た。彼らは頭を垂れ、礼拝のためその場に平伏した。それぞ...

盗賊と村の長者どの

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   盗賊と村の長者どの 人殺しをもためらわぬ、恐ろしいグズの盗賊が、強奪を目論んである村に急襲をしかけた。盗賊は村の長者を二人ばかり捉え、...

忘恩の自惚れ屋たちについて

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   忘恩の自惚れ屋たちについて 預言者、聖者といった人々 ー 彼らの上に平安あれ! ー はまさしく神の恩寵のしるしである。ところがそれを忘...

医者と老人

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   医者と老人 ご老人が医者に訴えた、「どうも脳の調子がおかしい、おかげで苦しくて仕方がない」。医者は答えた、「脳の調子が弱まるのは、お年...

ジョハーと、父の棺の傍で泣く子の話

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ジョハーと、父の棺の傍で泣く子の話 子供がひとり、父親の棺の傍に自分の頭を打ちつけながら悲しげに泣いていた。「お父さん、どうして?あの...

大男と少年 〜 弓兵と騎兵

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   大男と少年 〜 弓兵と騎兵 3155. 男が、一人きりでいる少年を見つけた。一体、何をされるのだろう?少年は怯えて青ざめた。(大男は)...

砂漠のアラブと哲学者

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   砂漠のアラブと哲学者 とある砂漠のアラブがひとり、ラクダを連れて旅をしていた。ラクダの背には大きな袋を、これはふたつ載せていた。ひとつ...

アーイシャ ー 神のご満悦があらんことを ー がムスタファに、「あなたは場所を構わず礼拝なさる」と言った時のこと

『精神的マスナヴィー』2巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   アーイシャ ー 神のご満悦があらんことを ー がムスタファに、「あなたは場所を構わず礼拝なさる」と言った時のこと ある日(預言者の妻)...