カテゴリー: ルーミー詩撰
著:メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー
訳/編ならびに解説:R.A.ニコルソン
愛することと、恐れること
『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 愛することと、恐れること 1 神秘主義者が玉座に昇るには ほんの一瞬で事足りる これが禁欲主義者なら 一日の旅程に一ヶ月を費やす 禁欲主義者にと...
感じることと、考えること
『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 感じることと、考えること 1 誰かがザイドの頸を強く叩いた。 拳を構えて振り返るザイドに、 「待てまて」、ザイドを叩いた者が言った。 「まずは私...
きらきらひかる羽飾り
『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー きらきらひかる羽飾り 1 「全部ゼンブ、引ッコ抜イテシマワナキャ」、孔雀ハ泣キ叫ンデソウ言イマシタ。 「コンナ豪奢ナ羽、ワタシヲ自惚レニスルバカ...
スーフィーは知っている
『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー スーフィーは知っている 1 叡智とは、真に信じる者たちの失われし駱駝である。2 彼らは、「それ」が何であるかを熟知している。 故に「それ」につい...