第50話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「人を探す修道僧」1   晴れた日の真昼に、灯した蝋燭を片手にバザールを歩き回る修道僧の姿があった。彼の心は、愛と情熱であふれんばかりだった。 ...

第49話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「果樹園の庭師と三人組の盗人」1   庭師が彼の果樹園で、泥棒と思しき男達を見つけた。法学者、シャリフ2、スーフィーから成る三人組で、三人が三人...

第48話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「文法学者と船頭」1   自惚れた文法学者が船に乗り込み、船頭を振り向いてこう尋ねた、「文法を学んだことはあるかね?」。「いいや」、船頭は答えた...

第47話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ハールートとマールート」1   汝の顔2を見れば、我らは忠実な奴隷のように仕えよう。 聞いておくれ、ハールートとマールートの物語を。 ハールー...

第46話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「盗賊と村の長者どの」1   人殺しをもためらわぬグズ2の盗賊が、ある村に急襲をしかけた。 盗賊は村の長者を二人ばかり捕え、そのうちの一人を処刑...

第44話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「バルフの貴公子」1   かの名高きバルフの貴公子、イブラーヒーム・アドハムが、玉座にゆっくりと腰を下ろしたときの出来事である。屋根の上から、夜...

第43話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「サバアの人々」1   サバアの人々の物語2は、忘れようとして忘れられるものではない - うららかな『saba』が、愚か者達の言葉によって『wa...

第42話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「『私です』と答えた男」1   ある男が、友の住まう館の扉を叩く。扉の中から友が尋ねる、「誰?」。 男は答える、「私です」。 「帰ってくれ」、友...

第40話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「フワーラズムシャーとサブザワールの民」1   フワーラズムシャーの王ムハンマド・アルプ・ウルグがサブザワールに攻め入った時の話だ。 サブザワー...

第39話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「『もしも』の家」1   住む家のないある男が、必死になって家を探していた。 友人の一人が来いというので行ってみると、そこは荒れ果てたあばら屋だ...