其の一.

『直観』 著 アフマド・ガッザーリー 訳と解説 ナスロッラー・プールジャヴァディ   其の一. (1) いと高き神は告げたもう、「かれ(神)は彼ら(人々)を愛し、彼らもまたかれを愛する。」1 われらが駿馬2は愛...

『直観』 著 アフマド・ガッザーリー 訳と解説 ナスロッラー・プールジャヴァディ   序 慈悲あつく温情ふかき神の御名において。 神に称賛あれ、諸世界の主たる御方。1そして物事の結果はすべて正しき者に属する、2...

02. 神の言葉

『スーフィズム』 著 A. J. アーベリー 02. 神の言葉 ムハンマドは、貴族的な名門クライシュ一族のアブドゥッラーとアーミナの息子として、アラブの歴史家たちによれば西暦571年、メッカに生まれた。彼の両親は高潔な人...

01. はじめに

『スーフィズム』 著 A. J. アーベリー 01. はじめに たとえ個々の神秘主義者が自らの宗教について明確に告白していようが、神秘主義とは、その根底においてはまったく同一の、神とのパーソナルな交わりに対する人間の精神...

試訳:赤い知性

「赤い知性」 スフラワルディー 愛あまねく慈しみ深い神の御名において。 (1) 二つの世界を司る王に称賛あれ。過去においても現在においても、また未来においても、存在のすべてはかれの存在によるものである。 「最初にして最後...

引用:『歴史序説』

「歴史序説」 イブン・ハルドゥーン 歴史序説〈3〉 (岩波文庫) (全4巻) 歴史学者・社会学者にして政治家・思想家。チュニス生まれ。43歳の時に大著『歴史』の執筆を開始する。ここに引用したのはそのほんの一部分に過ぎない...

引用:『鳩の頸飾り』

『鳩の頸飾り 愛と愛する人々に関する論攷』 イスラーム古典叢書 黒田 壽郎 訳・解説   愛とは、魂を完成させる形態への相互接近にほかならない。もっとも洗練された文化の花をさかせたイスラーム支配下のスペインで活...