映画鑑賞:『マグニフィセント・セブン』

気がついたら2月も終わりかけてるじゃないですか……。

で、『マグニフィセント・セブン』を観に行きました。

長い方のも貼っときますね。

字幕ないけど。でも字幕なくても、ほとんど何の支障もない気もしますが。野郎がいて馬がいて、わるものがいて、酒瓶らっぱ飲みしたり煙草ふかしたり銃をくるくる回したり殴ったり蹴ったりする120分。

そういう西部劇クリシェのてんこもりだけでも多分じゅうぶんに楽しかっただろうと思うのですが、そこはそれ。最初に酒場に登場してきたシーンでは一瞬リチャード・プライヤーに見えちゃったデンゼルさんが、

畳み掛けるように積み重ねるように繰り出してくる技の数々のせいで、茶番のひとつひとつがやたら説得力あふるる必然に!

映画館を後にする時には「サンキュウ、ミスタ・チザム」「サンキュウ、ミスタ・チザム」くらいしか言えなくなっていました。アフロ・アメリカンの俳優がウェスタンの主人公をやることに違和感があるなら、間違っているのは違和感の方です。

それはそれとして、リチャード・プライヤー脚本『ブレージングサドル』も良い映画なので、観たことない人は観てみてください。