イブリース、最初に啓示を類推した者

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   イブリース、最初に啓示を類推した者 開示された神の光の数々を目の前にして、それらを細切れに分断し、自分勝手な類推を…

霊的知識と酩酊について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   霊的知識と酩酊について 賢者(ハーキム・サナーイー)の言葉に耳傾けよ。賢者曰く、 - 『ぶどう酒を飲んで酔うたなら…

ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き その昔、唐の国の絵描きが言うことには、「我らの技術に適う者はいない」。応えて、ギ…

ザイドの見た光景

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ザイドの見た光景 ある朝のこと。預言者がザイドに尋ねた。「おはよう、わが誠実なる同胞よ。今朝の気分はどうだね」。彼…

賢い奴隷ルクマーンの話

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   賢い奴隷ルクマーンの話 賢い奴隷ルクマーンの話をしよう。主人には、その他の奴隷達と比べてルクマーンは劣って見えた。…