何故にアリーは剣を捨てたか

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   何故にアリーは剣を捨てたか 誠実であることについてはアリーに学べ。神の獅子アリーには、欠片ほどの偽りも無かった。彼が異教の騎士と戦場で...

ザイドの見た光景

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ザイドの見た光景 ある朝のこと。預言者がザイドに尋ねた。「おはよう、わが誠実なる同胞よ。今朝の気分はどうだね」。彼は答えた。「今朝の私...

ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き その昔、唐の国の絵描きが言うことには、「我らの技術に適う者はいない」。応えて、ギリシャの絵描きが言う...

霊的知識と酩酊について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   霊的知識と酩酊について 賢者(ハーキム・サナーイー)の言葉に耳傾けよ。賢者曰く、 - 『ぶどう酒を飲んで酔うたなら、酔うたその場で寝て...

イブリース、最初に啓示を類推した者

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   イブリース、最初に啓示を類推した者 開示された神の光の数々を目の前にして、それらを細切れに分断し、自分勝手な類推を披露してみせた最初の...

耳の遠い男と、隣の病人

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   耳の遠い男と、隣の病人 「おい、お前の隣に住んでいるあの男、ひどい病気にかかったそうだぞ」と、耳の遠い男に告げる者があった。耳の遠い男...

バウルの息子バラアム

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   バウルの息子バラアム その昔、バラアム・イブン・バウルが神にこう祈った - 「モーセとその民を追放して下さい。彼らの願いなど、何ひとつ...

預言者の書記

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   預言者の書記 ウスマーンの時代より前のこと。啓示を書写することにかけては誰よりも熱心で、勤勉実直な書記がいた。預言者が啓示を口述すれば...