第42話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「『私です』と答えた男」1   ある男が、友の住まう館の扉を叩く。扉の中から友が尋ねる、「誰?」。 男は答える、「私です」。 「帰ってくれ」、友...

第41話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「けもの達の言葉を学びたがった男」1   年若い男がムーサーのところへやって来て言った。 「私に、動物の言葉を教えて下さい。家畜や、野生の動物の...

第40話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「フワーラズムシャーとサブザワールの民」1   フワーラズムシャーの王ムハンマド・アルプ・ウルグがサブザワールに攻め入った時の話だ。 サブザワー...

第39話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「『もしも』の家」1   住む家のないある男が、必死になって家を探していた。 友人の一人が来いというので行ってみると、そこは荒れ果てたあばら屋だ...

第38話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「祈りの答え」1   ある夜、ある男が一心不乱に祈りを捧げていた。「アッラー!」「アッラー!」2。繰り返される賛美の言葉で、男の唇は甘く熟した。...

第37話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「イーサーの逃走」1   マルヤムの子イーサー2が、山の奥を目指して逃げている。知らぬ者が見れば、まるでライオンに追われているかのように見えるだ...

第36話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ルクマーンの忍耐」1   ルクマーンがダーウード2を訪れた時のこと。 「純粋な心を持つ者」として知られるダーウードは、その日、鉄の輪を造ってい...

第35話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「一番美しい都」1   愛された女が、愛する男に尋ねた - 「ねえ、あなた。 あなたは色々な都を旅したのでしょう。 教えて、どの都が一番美しかっ...

第34話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「フィルアウンと魔術師達」1   第一幕 ムーサーが故郷に還った時のこと。フィルアウンは陪臣達を集め、彼をどう扱うべきかを密談を交わした。 王と...

第33話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「目には見えぬ象」1   暗い小屋の中に、一頭の象がいた。見世物にしようと、ヒンドの人達がはるばる連れて来たのだった。目で見ることは出来なかった...