第22話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「感じることと、考えること」1   誰かがザイド2の頸を叩いた。叩かれたザイドも、やり返そうとばかりに拳を構えて振り返った。 「待てまて」、ザイ...

第21話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「スーフィーと空っぽの袋」1   ある日、一人のスーフィーが釘にひっかけられた食糧袋を見つけた。彼はたちまち着ていた衣をかきむしり、くるくると旋...

第20話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ライオンとけもの達」1   多くのけもの達が住まう谷があった。申し分無く心地よい谷だったが、ひとつ問題があった - ライオンである。そこでけも...

第19話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「賢いルクマーン」1   その昔、ルクマーンという名のたいそう賢い奴隷がいた。主人は誰よりもルクマーンを気に入っており、実の息子達以上に大事に扱...

第17話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「どろぼう太鼓」1   ちょっとした譬え話と思って聴いておくれ。 ある夜のこと。悪いわるい泥棒が、忍び込もうと壁をごりごりとほじくっていた。病み...

第16話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「熊を信じた男」1   昔々、竜が熊に襲いかかり、その顎で今まさに食おうとしていたと思いたまえ。 そこへ勇ましい男が登場し、竜を倒して熊を助けた...

第15話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ユースフと客人」1   最果ての地に住む愛すべき友人が、はるばる旅をしてユースフに会いにやって来た。彼らは幼なじみであり、お互いに子供の時分か...

第14話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「強欲な一文無し」1   家も家族もない一文無しの男がいた。 彼は刑務所の中にいた。冷たい鉄格子の、あちら側に閉じ込められていた。 囚人達に与え...

第13話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「カズウィーンの勇者どの」1   さあさあ、ここでひとつ、笑い話をするとしよう。舞台はカズウィーンだ - カズウィーンの人々の、伝統と習慣を知っ...

第12話

『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「いつわり無き悔悟」1   金曜日の礼拝に参加しようと、ある男が道を急いでいた。ところがマスジド2に来てみると、人々が礼拝堂からぞろぞろと外へ出...