獅子とけもの達:『カリーラとディムナ』より

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   獅子とけもの達:『カリーラとディムナ』より 多くのけもの達が住まう谷があった。申し分無く心地よい谷だった。ただ一つ、ライオンがしばしば...

福音が説くムハンマドについて

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   福音が説くムハンマドについて ムスタファ、預言者の中の預言者。一点の瑕も無き人。 ムスタファの名は福音書の裡にも見出せる。 そこには彼...

愛の葡萄酒

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「愛の葡萄酒」1   –– 彼が来る! 彼は月 かつてどの空にも抱かれたことのない月 これは現か、それとも夢か 永遠の炎を授けられた 洪水でも消し止...

終)ユダヤの王とキリスト教徒

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   続)ユダヤの王とキリスト教徒 かの卑しき宰相の、元を辿ればその動機は妬みにあった。その虚飾、その慢心ゆえに、彼は耳と鼻とを風塵のように...

試訳:成長期について

「成長期について」 スフラワルディー   (1) かつて私が子供だった頃のことです。少年が皆そうであるように、私もまたいつもと同じように、どこかの街角で遊んでおりました。するとそこへ、何人かの子供たちが整然と列...

善なる言葉

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 善なる言葉 1   母なるもの、常にその子を求めてやまぬ 根源なるもの、自らより生まれしものを追うてやまぬ 溜め池に閉じ込められた水があれば やがて...

倫理のつとめ

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「倫理のつとめ」1   我らが矢を放つとき、その行為は我らの有ではない。 我らは弓に過ぎぬ。矢を放つ真の射手は神である。 これはジャブルについての話...

参考:コーラン

本棚のてっぺんにあるそれぞれのひとくちメモ。   コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1) 上、中、下巻とある。読んでいておもしろいコーランならこれがおすすめ。おもしろい、というのは語弊があるかも知れないが実...