泥中の蓮

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「泥中の蓮」1   愚か者が贋金をつかまされるのは、それが本物によく似ているからだ。 この世には、贋金ではなく本物の金貨も確かに存在している。 そう...

未だ己を知らず

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「未だ己を知らず」1   神の名において何となろうか 見よ、われは未だ己を知らず われは十字架も三日月も崇めず 背教者に非ず、正統派に属さず 東も西...

「修道院、なんてない」

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「修道院、なんてない」 1   きみは孔雀、きらきらひかる羽飾り。 羽を引き抜くのはおやめ、自分を傷つけるのはおやめ。 引き抜くならばきみの心を引き...

僕たちの流儀

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 僕たちの流儀 1   肉体の耳から流れ込む雑音で 心の耳を塞いでしまわないで 心の耳はとても華奢にできている だからもう何も聞かないで 力を抜いて ...

書道について – I

書道について、周辺の拾い読み 新イスラム事典 アラビア語(新イスラム事典 p71-72) アラブが用いてきた言語。セム系言語の一つで、従来エチオピア語と共に南セム語群に属すると言われてきた。近年動詞組織などの比較研究をふ...

試訳:完璧なる調和

「完璧なる調和」 ハサン・マスウーディー 愛こそは私の法 愛こそは私の理 カラヴァンよ いずこなりとも私を連れて行け どこにあっても私の魂は 愛の道を辿るだろう 私の一番最初の記憶は、ナジャフへと結びつけられている。 私...

魂の階梯

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 魂の階梯 1   私は鉱物として死に、植物となった。 私は植物として死に、動物となった。 私は動物として死に、人間となった。 どうして私が恐れること...

イブリースの告白

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「イブリースの告白」1   かつて私は天使であった。 私は神に仕えた、私は魂の全てを捧げた。 それ以外に、私の踏む道のあるはずもなかった。 与えられ...