罪深き者

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 罪深き者 1   「外側には、素晴らしく秩序立てられた世界が広がっている」 もしも胎内に包まれて眠る胚に そう語りかけたとしたら…

聖者の水

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 聖者の水 1   その水は天国から流れ来る 地上の罪を洗い流すために 罪の全てが清められた後で かつて清らかであった水は 汚辱と…

光の子供たち

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 光の子供たち 1   あの星々の向こう側に、別の星々の輝く宇宙がある –– イフティラークの影も無く、凶兆も無き別の宇宙が。2 …

愛、秘儀の司祭

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 愛、秘儀の司祭 1   こころの痛み この悲しみが 恋い焦がれる者の熱を冷ます 愛を知る者のこころの痛みは 他の病とは比べるべく…

女性への敬愛

『ルーミー詩撰』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 女性への敬愛 1   きみがきみの妻に対し、様々に求めて欲する限り、 表向きには、妻を支配しているのはきみの方でも、 本当のとこ…