続)商人とオウム

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   続)商人とオウム - 寄り道が長くなり過ぎた。そろそろ、商人とオウムの物語に戻るとしようか。あの善良な男に、何が起…

終わりに:世辞と称賛の害について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   終わりに:世辞と称賛の害について 肉体は鳥かごのようなもの。魂は、鳥かごに閉じ込められた鳥のようなもの。口車にのせ…

何であれ、神の思し召すままに

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   何であれ、神の思し召すままに ずいぶんと多くの言葉を語ってきた、しかしまだまだ物語は続く。 我らのこの長い旅、これ…

吟遊詩人の物語

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   吟遊詩人の物語 昔々、ウマルが治めた時代のこと。素晴らしい吟遊詩人がいた。この吟遊詩人、竪琴の名手でもあった。彼の…

直観について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   直観について 預言者は申された、「これが時代というものだろうか、近頃は神の吐息を感じる機会に事欠かない。あなた方も…