二つの海と、それを隔てる障壁について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   二つの海と、それを隔てる障壁について やがて炎獄につながれる人と、楽園に住まうだろう人とが、同じひとつ屋根の下に集い暮らしている。一見...

預言者サーリフとサムードの民

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   預言者サーリフとサムードの民 預言者の一人サーリフが、雌のラクダを連れて彼の民を訪れた時のこと。肉体の目、外的な感覚で見る他にすべを知...

現世を見失う者は来世も見失う

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   現世を見失う者は来世も見失う 無一物の貧乏哲学者がいた。彼が確信を込めて言うには、「宇宙とは卵であり、地球はその黄身である」。そこで彼...

モーセとファラオの秘密について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   モーセとファラオの秘密について モーセとファラオについて語っておこう。結論から言えば、彼らは二人共、二人ながらに神の御意志のみしるしだ...

続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語 - ただ苦悩のみが、人間を成長させる。知識ある者ならば、この事実を認めるだろう。 夫は、妻の願い...

続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語 「わが妻よ。おまえは私が傲慢だと言う。何故おまえという女は、そんなにも疑り深いのか。どうして世間...

限られた視点からものを見ることについて

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   限られた視点からものを見ることについて ヒトというものは、どうにも自分の立ち位置からものを言い、 また自分の立ち位置からものを行なうこ...

続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   続)砂漠のベドウィンと、その妻の物語 - 「その詐欺師とやらは、うぬぼれのせいで魂が欠けちまったんだろうよ。ちょうど私ら夫婦が食べるも...

偽聖者

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   偽聖者 学び始めたばかりの若い弟子達は、知識を得ようと焦りがちだ。それで、シャイフ然とした詐欺師にころりと騙される。にせものを指して、...