蠅の解釈

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   蠅の解釈 蠅が一匹、驢馬の小便溜まりに浮いた藁にとまっている。頭をもたげて、船長気取りだ。「これは海だ、そしてこれは船に違いない」。彼...

ハールートとマールート

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ハールートとマールート ハールートとマールート、双子の天使。地上のヒトと親しく交わることを望み、そしてたちまちのうちに誘惑に溺れ堕落し...

何故にアリーは剣を捨てたか

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   何故にアリーは剣を捨てたか 誠実であることについてはアリーに学べ。神の獅子アリーには、欠片ほどの偽りも無かった。彼が異教の騎士と戦場で...

ザイドの見た光景

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ザイドの見た光景 ある朝のこと。預言者がザイドに尋ねた。「おはよう、わが誠実なる同胞よ。今朝の気分はどうだね」。彼は答えた。「今朝の私...

ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き その昔、唐の国の絵描きが言うことには、「我らの技術に適う者はいない」。応えて、ギリシャの絵描きが言う...

霊的知識と酩酊について

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   霊的知識と酩酊について 賢者(ハーキム・サナーイー)の言葉に耳傾けよ。賢者曰く、 - 『ぶどう酒を飲んで酔うたなら、酔うたその場で寝て...

イブリース、最初に啓示を類推した者

『精神的マスナヴィー』1巻 ジャラールッディーン・ムハンマド・ルーミー   イブリース、最初に啓示を類推した者 開示された神の光の数々を目の前にして、それらを細切れに分断し、自分勝手な類推を披露してみせた最初の...