スーフィーの寓話 第38話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「祈りの答え」1 ある夜、ある男が一心不乱に祈りを捧げていた。「アッラー!」「アッラー!」2。繰り返される賛美の言葉で、男の唇は甘く熟した。...
スーフィーの寓話 第35話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「一番美しい都」1 愛された女が、愛する男に尋ねた - 「ねえ、あなた。 あなたは色々な都を旅したのでしょう。 教えて、どの都が一番美しかっ...
スーフィーの寓話 第33話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「目には見えぬ象」1 暗い小屋の中に、一頭の象がいた。見世物にしようと、ヒンドの人達がはるばる連れて来たのだった。目で見ることは出来なかった...
スーフィーの寓話 第32話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「嘘から出た実(まこと)」1 とある学び舎に通う少年達がいた。彼らの師は非常に厳しく、びしびしと彼らを鍛えた。少年達は、すっかり疲れきってし...
スーフィーの寓話 第31話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「砂漠のアラブと、その飼い犬」1 今まさに死にかけている飼い犬を前に、砂漠に住むアラブの男が一人、涙を流して泣いていた。「ああ、なんて悲しい...
スーフィーの寓話 第30話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「バーヤズィードの巡礼」1 バーヤズィードはカアバへと向かう道の途上にあった。 バーヤズィードは時のハディル2に出会おうと、大真面目で彼を探...
スーフィーの寓話 第29話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「猫と肉」1 ある男がいた。男には妻があった。何もかもを見下しておりだらしがなく、おまけに貪欲な妻であった。男が家に持ち帰るものは全てむさぼ...
スーフィーの寓話 第27話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「四人の男と金貨と葡萄」1 ある人が、四人の物乞いに一枚のディルハム貨幣を与えた。 四人のうち、一人目のペルシャ人が言った、「私はこれでアン...
スーフィーの寓話 第26話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ロバは去った」1 長い旅路の果てに、一人のスーフィーがダルヴィーシュのためのとある修道場に辿り着いた。そしてロバから下りると厩舎につなぎ、...
スーフィーの寓話 第24話 Posted on 2013.06.01. by k n 『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「どちらが『王手』か」1 ティルミズの王子が、ダルカク2相手にチェスをしていた。 ところがダルカクが王子に王手を詰んだので、王子は逆上し怒り...