第8話
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「三匹の魚」1 がんこ者に語って聞かせるのに、ちょうどいい話がある。これは大きな湖に住む、三匹の魚の物語だ。『カリーラ』…
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「三匹の魚」1 がんこ者に語って聞かせるのに、ちょうどいい話がある。これは大きな湖に住む、三匹の魚の物語だ。『カリーラ』…
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「ギリシャの絵描きと唐の国の絵描き」1 その昔、唐の国の絵描きが言うことには、「我らの技術に敵う者は無し」。 応えて、ギ…
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「薬剤師と土食い男」1 土食いの気質を持つ男が、上等な砂糖をたっぷり買い占めるつもりで薬局へ出かけた。 訪れた薬局の薬剤…
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「凍った蛇」 蛇使いが一人、自らの呪文の力で蛇を捕えようと、山の中へと分け入った。 - 遅かれ早かれ、探求者は発見者とな…
『スーフィーの寓話』 メヴラーナ ジャラールッディーン・ルーミー 「いつわり無き悔悟」1 金曜日の礼拝に参加しようと、ある男が道を急いでいた。ところがマスジド2に来てみると、人々が礼拝堂…