ヴィムトでおなじみのニコルス社好調、要因は国内市場とラマダン、という記事。ヴィムトというのは果汁入りの清涼飲料で、
同社によれば、ラマダンに先駆けて中東の消費者がヴィムトを大量に購入したため慌ただしい第一四半期となった。またアフリカ市場の売上げも昨年来「成長の勢いを維持」していると述べた。
甘味飲料は神聖月に断食をするムスリムたちには人気の高い選択肢。今年は5月末に始まる。
5月末って来月末ですか。めまい。ちょっと待ってくださいよー。何となくそろそろだよなあというのは分かってるんですけど。だからこうして ramadan で検索したりとかして、そいで出てきたのが↑の記事だったりしたんですけど。あとこんなのとか:
Theresa May criticised by Muslim MPs for scheduling election during Ramadan
テレサ・メイ首相が6月8日に総選挙やるよと決めたのに対して労働党やスコットランド国民党のムスリム議員・政治家たちから批判の声が、という記事。「6月8日ってラマダン中じゃん、ムスリムの投票率が下がっちゃうんじゃないかと心配」とか「ムスリムへの配慮が足りてない感じする」とかそういう。なんか多文化共生のステージが高過ぎてよく分からない。スコットランド国民党所属のムスリム議員って字面だけでもすごいつよそう。いるんだねスコットランドにムスリム、って思うじゃないですか。いるんですよスコットランドにムスリム。
わたしこのタータン持ってまーす。発売とほぼ同時期に注文しましたー。
んー。こうして見ると、なんかみんなふつうに行きそうな感じじゃないですか?投票。スコットランドにはタータンのギルドみたいなのがあるそうで。ちゃんとパターンごとに公式登録してるそうなんです。柄ごとに、というのは氏族ごとに、ということですけれど、この色柄は「イスラム・クラン」のタータンとして2012年に登録されたもの。実物は黄緑がもっとぱきぱきしててですね、良い感じなんですよ。好きです。
何か他にもあるかなー、とニュースフィードをながめてみたら他にもあった:
Muslims demand polls before Ramadan
「ヒマラヤ・タイムス」紙の記事。ラマダンと前後していくつか地方選が実施されるそうで、ムスリム団体が「ラマダン中はわたしたち断食してるので投票に行くのが難しいです。別の日にしてください」「ラマダンより前、5月24日とかにしてください」と言ってます、なんだそうです。うーん。標高が高すぎてよく分からない。まあわたしが歩いて10分、15分くらいの気軽さで投票所(になる小学校)に出かけられる環境だからたいへんさが分からないのかもしれない……あるいはみんなもしかしてもっとものすごく真剣にカロリー消費して候補者選びをしているのかもしれない。だとしたら、本当に申し訳ない。
「2017年のラマダンはいつから?重要な日付は?これだけ知っておけば大丈夫」という(おおきくでたよね)、短い動画を見つけたので貼っておくことにしますね。
いつから始まるのですか? –– 5月27日から始まると思われます。その場合、6月25日までで終了します。つまり6月25日がシャッワール月1日で、すなわちイードということになります。
なぜ日付が変わるのですか? –– イスラム暦は月の満ち欠けに従った太陰暦であり、それに対して広く西洋で使用されているグレゴリオ暦は太陽暦です。この二つの暦は日付が完全には一致していません。イスラム暦の日付は、1年あたり11日ほどずれることになります。
どうやって日付を決めるのですか? –– 主として最初にヒラール、すなわち新月が観察された日が、ラマダンを含めすべての月の第一日となります。